占星術時代小説
インターネット小説が流行りですが、私もひょんなきっかけでネット小説をはじめることになりました。
題して『真田星の陣』。
http://novels.szeus.com/
なぜ星の陣かというと、真田幸村という武将は、占星術の知識をもち、軍略に活用して徳川方をキリキリ舞いさせていたという話を耳にしたからです。
本当の話? と疑いたくなりますが、これは占星術の研究家石川源晃さんの研究書にちゃんと載っている筋のたしかな情報です。
石川さんは、私も一度お会いしたことのある第一線の技術者、占星術研究家で、今から三十年以上も前から音響カプラーというアナログの通信装置を使って、ホロスコープデータをアメリカから取り寄せていた人です。
この人が言う話だから確かだろうと想像力を膨らませてみると、なるほど幸村が占星術を知っていた可能性は大なのですね。
真田家は代々修験者を束ねる家柄で、修験者は呪法や陰陽道を得意とする人たちなので、当時の占星術は熟知していたわけです。幸村も、幼い頃からそうした知識にはなれ親しんでいたことでしょう。
ただ、西洋占星術を知っていたかということになると、そこから先はフィクションです。でも、その可能性はかなりある。幸村が青春時代を過ごした安土桃山時代、京大坂には、南蛮人が大勢いたのですから。
とても斬新な発想する幸村のこと、こうした知識に触れていた可能性はじゅうぶんあったはず、というわけですが、それから先は小説で読んでいただくしかありません。
私と占星術のかかわりはかなり古くて、大学時代から人間の十二類型には大変興味をもっていました。占星術ではないけれど、心理学のほうで人の九つの類型が有名ですが、あれも由来は占星術や数秘術にあるらしい。
占星術というと眉をしかめる方のために、この場を使って反論しておきましょう。
占星術に対する批判は、おおまかに見て二つの点にあると思います。ひとつは、古代から春分点は大きくずれてしまっているのに、星座を固定して考えているのは、天文学を知らない無知な考え方というものです。
でも占星術の場合、星座名はただのシンボルにすぎず、実際は太陽系内の出来事をベースにしているのですね。
問題は太陽エネルギーの増減であって、外宇宙は関係がない。厳密にいえば、~~座生まれと言わずに、~~宮生まれというべきなのです。この場合~~宮は、外宇宙の星座名ではないわけです。
もう一点は、なぜ惑星の影響がそれほどはっきり出てくるのか。
確かに月は人体に大きな影響を与えていて、女性の整理サイクルなどを決定しています。でも、小さな星、遠い星がどうしてそれほど影響を与えるかですね。
最近の研究では、火星と自動車事故、天王星と飛行機事故の関連も調べられていると聞いていますが、たとえば月と同じくらい小さい水星が、月より遥かにつおい位置にあって、知性のはたらきにどうしてそれほど大きな影響を及ぼすか、といったことは説明できていません。
各惑星の位置がとても敏感なポイントになっていて、影響力が最大になる、とか、宇宙はホログラムのような状態になっていて(多元宇宙?)、単純に距離や天体の大きさだけで決定できないといった意見もあります。でも、このあたりのところはやはりまだ曖昧です。
でも、いずれ天文学や物理学の発達で、占星術の謎もひとつひとつ解明されるような気もします。ただ、そうなると、星占いの神秘性はすっかりなくなって気象情報や生活情報のようなものになってしまうかもしれませんが。
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